本日(2/9)日曜日の営業はこのあと15時までとなります。

わいんや目福口福

2025年02月09日 10:46



ある日のこと。

飲食店のオーナーと
ワインリストについてお話をした。


ワインリストについて
ちょっと悩んでいるとのこと。

「私なら・・・ 」
ということで、ちょっと時間をいただいて
伝えちゃいました。





「私なら。」

つまり、「私だったら」と
言えるということは
経験しているからです。

経験しているから、それに取り組むに当たり、
当時なにを失敗したか、なにが善かったかを
ちゃんと言うことができる。

20代のころ、洋食と和食の
飲食の現場での経験。
アルバイト生がみつかるまで
22席のフレンチレストランの接客を
任されていた経験。
パリの三つ星レストランで教育係をしていた人の
貴重な接客セミナーを受講した経験。
いまワイン屋になってから出逢ったお客さまがたが
レストランに求めていることの声も聞いている経験。
考えてみると私はいろんなことを経験して
30年にわたり積み重ねている。

自分で経験しているから
はっきり相手の目を見て
伝えることができる。


私はいま、黄金の50代。
そう、ゴールデン・フィフティー。


求めてくれるなら、
惜しみなく話す、伝える。
相手がそれに感化されたら
「いま」がそのタイミングだったということ。
なんの変化も起こらなければ、
それもまた、そういうことと
わきまえて話す。




anyway。
若い人から相談されたとき、
言える自分で良かったなと思った
ある日の出来事でした。



S・hamada









ちょっと気が早いですが・・・・・
【真夏のBBQに試していただきたいこの3本】

いずれも南イタリアの品種のワインです。
それぞれが、その品種100%ですので
飲み比べることで、なんとなく違いがわかります。




ですが、この違いを表現することは
とても難しいです。

その難しさをたとえるなら
そうですネェ。






たとえるなら!

苺。

大きさがわからないようにカットされた
見た目が同一条件の苺。

「あまおう」と「とちおとめ」と「べにほっぺ」
を、食べ比べてみる。

どれも苺なので
基本の味はかなり似ています。
でもわずかに甘みや酸味や
食感や残る風味が違う。

食べてみると、
「あらっ!どーれもそれぞれ美味しい!」ですし、
さらに二度三度と口に運ぶと
もうどれも美味しい。

味覚によって、それぞれの人の順位はでてしまうと思いますが
どーれも美味しいから結局のところ、
「どれでも良いじゃん!」って思える。

これが比較の素晴らしさです。


つまり、はじめから「あまおう」ってわかっていたら
美味しさはマシマシになるフシギがあるってことを
しることが大事なのです。



ということで!

いまは極寒ですが、
このあとは日ごと暖かさにむかいますから
お肉を炭火でジューっと焼く日もあることでしょう。
そんな時にカリッと焦げたお肉の香ばしいところと
南イタリアの濃厚な風味の赤ワインは
かなりぴったんこです。
真緑ツヤツヤのししとうなんかも
一緒に焼くともっと楽しい!

このトリオ、3本で¥4500で
お釣りがチャリリ~ンの価格です。
暖かくなりましたらお迎えに来てくださいね~。
お待ちしておりま~す。


わいんや目福口福の主より
BBQがお好きなみなさまへ
この夏もワインを楽しむ楽しさ、
楽しもう!のご提案でした。



S・hamada










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