ちょうど心臓あたりのところに
火星が重なりました。
ポルックスって書かれた文字の下に
ひときわ大きく赤っぽくあるのが火星です。
古代の人が双子座と名付けた配置のなかで
その人型の心臓のあたりに
ちょうど、赤い惑星が重なる。
なんという奇跡でしょうか。
私は夜中にひとりで
「!」となって嬉しくなりました。
この配置はたとえ私が外にでて
双眼鏡や望遠鏡をつかっても
肉眼で見ることはできません。
曇っているからとか、
住宅街の明かりが強いからなどが
理由ではありません。
見ることができないのは、
現在地の反対側の世界、つまり
地平線の向こうでみることができる星空だからです。
アプリだと東西南北、どこにでも移動ができます。
地球の反対側で見える星空を
アプリをとおしてみることができて
リアルではないけれど、
なんだか嬉しい気持ちになりました。
いま、そのときの
嬉しい気持ちを振り返ったとき、
感謝することに気がつきました。
これまでの研究に人生を捧げた科学者と
プログラミングの発展でアプリが身近になったおかげで
私は眠れぬ夜の偶然の瞬間に
あっと驚き、感動したのです。
人は感動でできています。
ちょっとした感動でも
次の一歩を踏み出すエネルギーになります。
今日も私はワインを通して
お客様に「!」を感じてもらえるよう
あの手この手を考えて、
自ら磨いて、または磨かれて
そして発展させていこうと思いました。
S・hamada