琉球ゴールデン・キングス
勝った!
やった!
ファンのみなさま!
今夜はごはんが美味しいね!
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今日はちょっとヒマなので
最近のことを少し。
この数週間は目まぐるしく
気が付けば、「もう明日になっている!」
という毎日でした。
セミナーに参加したり、
こんな私にわざわざ会って話をしたいという人に会ってみたり、
ワインを仕入れている輸入会社の担当さんが
普天間までわざわざ、何人もお越し下さって、
営業時間外に試飲を対面でじっくりしたり、
はたまたうっかり風邪をひいたりして、
心と体をしっかり使い込む日々でした。
印象深いセミナーのことを少し。
沖縄では13年ぶりに開催されたワイングラスの老舗メーカー、
「リーデル」のワイングラスセミナーを受講してきました。
13年前にはじめて受講したとき。
その内容が当時の私にズッキューーーンと刺さって、
あまりに刺さりすぎて、思わず講師さまに
その感動した気持ちを後日、お手紙にしてお送りしたほどに
良かったセミナー。
今回の講師は、なんとリーデル・ジャパンの
トップ・オブ・トップが通訳さんを従えながら
約2時間、お話しをしてくれた豪華な2回目の沖縄セミナー。
今回も前回と同じように
感動があった!
前回の素晴らしさを経験している私は、今回、
バーやビストロの若いオーナーや
若いスタッフさんにお声掛けしてみました。
お誘いしてみましたら、
計6名のかたが参加をしてくださいました。
はじめてリーデルセミナーを受講した彼らは
セミナーが終わったあとに
「どうだった?」って聞くと
キラキラした目で興奮して早口で、
ニコニコーっとした顔でこんなことを言ってくれました。
「もっと勉強して、お客さんに美味しいと思ってもらえる
出し方を知らないといけないな、と思った。」
「仕事、頑張る!」
「ワインっておもしろい!」
「もっと儲けて、ワイングラスがいろいろと揃えられるようにしたい!」
「セミナー、いい!」
などなどなど。
良いセミナーは
人を元気にします。
人をその気にさせる。
コロナ禍を経験後、画面越しのセミナーも多くなりましたが
今回のような対面のセミナーは
講師の熱いエネルギーに触れて
その熱が伝わるから、いいのです。
だから、せっかく受講するなら
前の席に座るのです。
受講に慣れていないときは
「もし当てられて発言を求められたらどうしよう?」
って怖いかもしれませんが
怖がっている場合ではありません。
せっかく参加するなら
エネルギーにしっかり当たるために
ぜひ、前に座ってほしい!
マイクがうっかり回ってきて
何かコメントを求められたら
その時はチャンス!
いまの自分の素直な気持ちを
講師に伝えればいいだけのこと。
講師のリーデル・ジャパンの社長
ウォルフガング・アンギャル氏。
ワイングラスの形と大きさが
飲む人にどのような味わいを感じさせるのか
を伝えているムッシュー。
↓
大きな大きなデキャンタで
デキャンタージュのデモストレーション中。
レストランでこういったパフォーマンスをすることの意味も
少しお話しくださって、「魅せるサービス」への刺激もありました。
↓
解りやすい言葉や表現で
その世界のことを話す、伝える。
だから、良い。
相手が知らないかもしれない専門の言葉を使わずとも
伝えたいこと、知って欲しいことを
誰もが理解出来る言葉と表現でしっかり伝える。
難しくない言葉と表現だから
受講する人にはしっかり伝わっている。
ワインのことを学びたくても、
日々の業務や生活に追われて
なかなか勉強ができない環境の人たちが
貴重な時間を作って参加したときに
ちゃんと伝わる。
伝わっているから理解ができて、
「これからはこうしよう」とか「いつかはああしよう」っていう
未来への原動力になる。
その日。
会場のホテルから出たとき、
私の身にもうひとつ、
ドラマチックなことが起きた。
私を追いかけて
エプロンをした人が追いかけてきました。
その人は10年近く前に、「ある人」に連れられて
わいんや目福口福でたった一度、
お会いしたことのあるお人。
そのお人は、「あの時、ワインっておもしろいなと思って
あれから勉強して資格を取りました。」とのこと。
わざわざ、走って追いかけてきてくれて
このことを伝えてくれました。
驚いた、そして嬉しかった。とても!
嬉しかった、と、同時に
「あぁ、着実に私は年を重ねているんだな。
次の世代や次々の世代が、私の知らないところで
芽を出して、それぞれに頑張っているんだな。」って思いました。
そのお人を私の店に連れてきてくれた「ある人」は
私が30代のときに、予算を持たされてワイン販売をしているとき、
「ワインが売れないことを時代や会社や何かのせいにするな!」
と、電話越しに一喝してくれた人です。
同業の先輩として、真剣に声を震わせて叱ってくれました。
この方もいつもエネルギーがあって
アイデイアが湧き出る人で、チームをまとめるのが上手く、
でもドライで厳しく、ブレることない自分軸がある人でした。
そして驚くほどワインを売る人でした。
今回、私は自分が13年前に感動したセミナーだったから
迷うことなく、若い人を誘った。
誘った彼らが刺激を受けてキラキラした目をみせてくれた。
そして、その日、追いかけてきて話しかけてくれた人がいたこと。
そんな日を経験して。
今回のリーデル・ワイングラス・セミナーに初参加した6名は
楽しくて感動したから、次回の開催時には今回の私のように
きっとそれぞれが接客やワインに探究心のある
若い人を自信をもって誘うはず。
私はゴールデン・フィフティーになり、
自分も成長をやめることはしませんが
若い人への具体的な応援もしていくタイミングなのかもナ、
と感じた意義深い日でした。
私のゴールデン・フィフティー。
自分の人生を豊かに感じるために
FIREすることが目標のひとつではありますが、
その一方で、伸びたがっている芽に、水や栄養を補給して
育つ過程を喜びとする10年を構築してもみたいな、とも
思わせたセミナーでした。
私にしかできないこと。
その手段と方法を考えるだけでも
楽しいことだな。
楽しみをまたひとつ見つけた
2024年5月のこと。
S・hamada
ところで・・・
講師のムッシュー。
海外ドラマCSIのD.B. Russell主任に似てるナァと思って
誰かに言いたいのだけれど
CSIを知っている人いるかなぁ?と思って
誰にも言えないモヤモヤ。