【Official】　わいんや目福口福

先日の休日。


恩納村のリゾートホテルに
ランチ（ブッフェ）を楽しもう！と
お出かけしました。



ふと、ワインリストを見ると
ワインがグラスで飲めます。
その数、合計10種類ほど！


スパークリングワインは
ボトルの半分ほど入っている状態でサーヴされましたが
泡は元気、とて良く冷えている。
当たり前のことなのですが
それが在るべき姿でちゃんとしているだけで
もう嬉しくて！


何よりこのワインリストの素晴らしかったところは
デザートワインをグラスで提供していること！

ソーテルヌ（フランス）の
セミヨン100％の貴腐ワインも
ラングドック（フランス）の
グルナッシュ100％のバニュルスも
グラスで￥880（税込）！







私はバニュルスがグラスで飲めることに
そうとうテンションが上がってしまって
向かいに座る夫に
こんなこと、言いました。



「ねぇねぇ！
お料理は美味しくて、
バニュルスがグラスで飲めて、
天気が良くて
海は青くてきれい。
今日はいい日ねぇ。
これ以上、何を望む？」




すると夫はひとこと。




「コスト」









・・・・・　　

コンマ何秒で
酔いが覚めるヒトコトを言い放つ夫。


なんでロマンチックじゃないワケ！？






が。

確かに。

確かに、です。

さすが管理職の夫です。
私とはちがう目線でモノを見て
状況を察しず

ズバッと発言します。






たとえば。

料理が美味しくて
リゾットやパスタは作り置きではなく

ひと皿ごとに仕上げるので硬さはサイコー。

グラスワインもたくさんの中から
選べて楽しいし美味しい。

サービスも気が利いていて
タイミングもちゃんとしている。

絶景。

音楽もいい。

テーブルも広い。

隣の席が気にならない。





これだけ理由が揃って、
たとえば￥5000とか￥8000とかなら
そりゃ、あたりまえだ！






私がトキメク、素敵な素材が揃っていて
マイナス要因がないから私は興奮した。

感動の興奮の中にある「私」の価値観で
「この状況に対してこの価格なら安い！」
という考えが発生しているから
テンションがあがり楽しいと感じたのだ。

そして「また、くる！」と誓うのだ。





世の中が「コスパ！」「コスパ！」って言いますが、
こういうことなのね、ってはじめて実感しました。


「貴腐ワインやバニュルスをグラスで提供する」
その姿勢にトキメイタ私は
帰りがけに、このリストを作成したというスタッフさんに
「とってもリストのセンスがよくて感動しました」って
お伝えしました。


その若い人は資格ホルダーなのに
胸にソムリエバッジなどつけていなかったです。


通い、だんだん仲良くなれたら
コンセプトやバッジをつけていない理由も
お伺いしてみたいです。


この日のランチは
いろんな意味でとても楽しかったですし、
気持ちが引き締まりました。




思いっきり羽を伸ばした休日でした。




S・hamada