時代が変われば、こんなセンスも!
今度も京都の話題でごめんなさい

ですが、I❤LOVE京都ですので
お許しを・・・。
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修学院離宮で鑑賞したこの鯉の襖絵(ふすまえ)。
立派な鯉の絵ですが、鯉の絵の上に
(見えにくいですが)実はダイヤカットの見事な網模様があります。
特筆すべきは、
鯉の絵とダイヤカットの網模様が描かれた時期は
違うということ!
先に描かれたこの鯉の絵は
作者不明だそうです。
しかし、あまりに上手(じょうず)に描けているため、
この鯉が襖から抜け出して夜な夜な泳いでいる、と云われるようになり
後世に網を書き足したそうです。
これもセンス(感性)!ですよね!
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昨年は桂離宮にお伺いして、
今年は修学院離宮にお伺いしました。
両方とも水面(みなも)に映る月を鑑賞することで有名な場所でもあります。
私たちができる観覧は昼間ですから、
この景色が夜だったら・・・、
月が出てたら・・・、 闇夜だったら・・・、
雪が降っていたら・・・、虫がジージーと鳴く夏の頃なら・・・、
建物がもっと少なくて、見下ろす街の電燈の明かりがなかったら・・・、
冬の風の音と鳥の声しか聞こえないこの場所で
想像のチカラを広げます。
↓ 今年、お伺いしたときの修学院離宮。
↓ 昨年、お伺いしたときの桂離宮。
数年に一度のお池を整えるタイミングで訪れましたので、
なんと!池の底が丸裸に!
「(場所柄)水がないとアンラッキー。あ~あ

これはかなりラッキーなことでした。
池の底を見ることができるなんて、基本的には関係者だけですよね。
それにアテンドの方が(私の記憶が確かなら)、
20年に一度の大掃除だとか、おっしゃっていたような。
↓少し残っている水は、カモのため!(たぶん)。
”今の”、私が美しいと感じる景色と、
愛でる時間と心を忘れずにいたい。
そのために、仕事を、
毎日の一瞬一瞬を、
全力で尽くす。
S・hamada
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